私の両親にとっても、義両親にとっても初孫である長男。生まれたときは双方とても喜んでくれていたのですが、ある日、義実家を訪ねたとき、義母が耳を疑う発言をしたのです……。 呆れた理由で義母激怒すくすくと成長し、だんだんと言葉を話せるようになってきた息子。「まんま」や「わんわん」、「ママ」「パパ」に加え、他の言葉も言えるようになってきたころのことです。 実母は「早く私のことも『ばあば』って呼んでほしいわ~!」と言って、一生懸命長男に「ばあば」と教えていました。その指導のかいもあって、長男はすぐに「ばあば」を覚えました。 実母がたいそう喜んでくれたので、私は義母の写真を見せ、息子にもう一人の「ばあば」を教えました。義母も、実母と同じように喜んでくれるだろうと思っていたのです。 しかし、息子を連れて義実家を訪ねたとき――。 息子が義母に「ばあば」と言うと、義母は血相を変えて「私、おばあちゃんだなんて、まだ呼ばれたくないわよ!」と言ったのです。 息子は突然義母に怒鳴られ、驚いて泣き出してしまいました。まだ「おばあちゃんだなんて……」とブツブツ言っている義母から息子を遠ざけ、なだめるので私は必死でした。 ちなみに、実母と義母は同い年というのもあり、私は2人の違いに驚いてしまいました。 息子もいきなり怒鳴られたのが怖かったようで、それから義母に対して「ばあば」と言うことはありませんでした。 義母に息子のことを頭ごなしに否定されたことで、当時の私はかなり腹を立てていたように思います。しかし、その後も義母はまた息子をかわいがるように。本当に「ばあば」と呼ばれたくなかったのか、単に虫の居所が悪かったのか、いまだにわかりません。その後は義母が気にしそうな年齢に関係する話を避けるようにした私。それが良かったのかわかりませんが、今は良好な関係を築いています。 イラスト/きりぷち著者:まみ
2024年05月28日ママ友たちとのコミュニケーションツールで、LINEの利用はもはや不可欠。便利なツールではあるものの、連絡をするときのマナーや常識・非常識について考えさせられる出来事がありました。 ママ同士でLINE幼稚園に子どもが入園してから、ママさんたちと連絡することが増えました。連絡手段としてLINEは便利なツールですが、既読がつくため、読んだかどうかが相手にもわかります。 私はなるべく早く返信しようと、空いた時間に返信をするように心がけていますが、読んでもすぐに返信できないこともしばしば……。他のママさんたちのなかにも、日中に既読になったけれど、深夜に返信をくれたり、早朝に返事をくれたりする人もいます。 早朝・深夜に返信するのは非常識?ある日、子どものお迎えで幼稚園に行くと、とあるママさんから、「いつもLINEの返事が遅くなってごめんね」と言われました。「返信できないときだってあるし、大丈夫だよ」と伝えると、「深夜や朝に返すと悪いかなと思って」と、返信時間を気遣ってくれていたようです。 私が「返信の時間は気にしていないし、私は朝に返すことが多いんだけど、迷惑だったかな?」と伝えると、「常識の範囲の時間だから気にしてないよ。でもさ、深夜や早朝の寝ている時間に返信したら非常識じゃない?」と言われて、なるほどなと思いました。 私自身は、LINEの通知機能を切っているからLINEの返信時間は気にしていないと伝えると、逆にそのママさんがなるほどねと言ってくれました。ママさんたちの中には深夜に仕事をしている人や、すごく早起きの人もいるもんね、とお互い納得。そのまま、そのママさんも「私も通知OFFにしようかな」と言って話は終わりました。 LINEの返信時間は人それぞれなので、自分の常識を他人に求めると疲れてしまうこともあるように思います。ママ同士の付き合いはこれからも続くので、相手の時間に配慮して送信したり、LINEの通知が気になる場合は通知機能自体を切ってみたりするのも、付き合いを円滑にするひとつの方法かなと思った出来事でした。 著者:小川 朝美
2024年05月28日2018年くらいのできごとだったと思います。何故か洗面所がやたら臭いので、最初は洗濯機が臭いのかと思っていました。 どこにいった!?臭いの元を辿って行くと、洗面台の下の扉の中に隠れている排水管から強烈な排泄物の臭いがするのです。自分ではどうにもできないので、専門家に頼ろうと地元の排水管などのトラブルの専門業者に来てもらうことに。 見てもらったところ、名称は忘れてしまいましたが臭いを防ぐ為のゴムが緩んでいたとのことでした。場合によってはゴムの買い替えも必要だったのですが、「とりあえず今回は緩みを締め直すだけで、次回も臭って来たら買い替えましょう」と言っていただき、費用はほとんどかかりませんでした。本当に毎日地獄のような臭いだったので解決して良かったです。 排水管に臭いを防ぐ為のゴムパーツの存在があること、そしてそれが緩むと排泄物の臭いが充満してしまうということを学びました。あれからもう何年も経過していますが、たまに臭うだけで強烈な臭いになるようなことはありません。またあの時と同じくらいの臭いになったら再度依頼したいと思います。 作画/miyuka 著者:豊田かなえ母親と同居しているアラフォー。在宅でライターの仕事をしている。
2024年05月28日父子家庭として2人の子どもを育ててきた夫と再婚。娘が誕生しました。1歳になった娘はかわいい盛りですが、歩けるようになって行動範囲が広がり、目が離せません。育児は夫に任せても安心だと思っていたのですが、夫は「見てるよ!」と言うだけで実際は娘のことを見ていないことが多く……。そのことで、娘が大泣きする一大事になってしまった出来事です。すぐに「ママ~」と呼ぶ夫仕事の都合上、夫が家にいるのは週末のみ。なので、平日は仕事と家事と育児を私ひとりでこなしています。その分、夫がいる週末に平日できなかった掃除をしたり、ごはんの作り置きをしたり、中学生の娘の勉強をみたり。 いろいろしたいのですが、夫に1歳の娘の相手をしてもらっても、「ママ~おしっこ出たみたいだよ」「ママ~眠いみたいだよ」とすぐに呼ばれます。それくらい自分で考えてやってよと思った矢先、「疲れたから昼寝する」と寝てしまう夫の自分本位な態度にイライラが止まりません。 私が体調不良でもママ頼りの夫ある日の週末、私が発熱。夫に1歳の娘のお世話を任せ、私は少し休むことにしました。 布団に横になって5分くらい経ったころ、娘の泣き声が聞こえるので目を開けると、夫がぐずる娘を抱きながらこちらを見ていました。「ママがいいって。いいなぁ、俺も眠い」と言って娘を私のところへ下ろすので、結局私が起きて娘の面倒を見て、そのまま夫はグーグー寝てしまいました。 ついに心配していたことが…夫に娘のお世話をお願いすると、たいていは娘に動画を見せながら、自分はスマホをいじってニュースを見ていたりゲームをしていたり……。30分も経たないうちに「ちゃんと見ててよ」と夫に注意することが何度もあり、そのたびに「見てるよ!」と言い張ります。 そしてついに心配していた出来事が! 夫に娘を見てもらい、私が寝室の掃除をしていたときのこと。夫が目を話した隙に娘がキッチンに入り、娘の背の高さより少し高い位置にあった炊飯中の炊飯器の蒸気に触って手をやけどしてしまいました。 「見てるよ!」などと口だけの夫に心底あきれ、当てにしてはいけないと痛感。娘がいろいろなことに興味を持ち危険がつきまとう年齢のうちは、私が目を離さないようにしないといけないと思いました。今回のやけどをきっかけに、「見ててよ」ではなく、「目を離さないでね」と声かけを変更。けがや誤飲の危険性も意識して度々話すようにしました。夫は少し煙たそうにしますが、言わなくても安心して任せられるまでは続けようと思います。 著者:星野美月年の差3姉妹を育てるアラフォーママ。保育士資格や幼稚園教諭免許を保有。育休を機に、新たなスキル開拓にも熱意を燃やしています。
2024年05月28日引っ越したばかりのわが家。近所で仲良くなったママ友と連絡先を交換しました。すると頻繁に連絡がくるようになったのですが、その内容は日記のようなものばかり。返信をせずにいると、まさかの態度をとってきて……? 朝から晩までメッセージが止まらない…連絡先を交換してすぐ、ママ友は子どもの写真や最近の出来事などを送ってきてくれました。しかし、その内容は「今日のお洋服かわいいでしょ♡」「いいお天気だな〜」と、必要な連絡というよりもSNSに投稿する日記のようなものばかり。最初は「そうだね」などと返事をしていましたが、ママ友は朝から晩まで何回もメッセージや写真を送ってきます。うんざりした私は返信することをやめ、ママ友に直接会ったときに「急ぎではないメッセージには、すぐに返信しない」と言うことにしました。 しかし翌朝、ゴミ捨て場で会ったママ友に話しかけようとすると、私のことを無視してさっさとその場から去っていったのです! 仲良しのママ友からのまさかの無視に、ショックを受けた私。しかも30分後に「そっちが無視するなら、私も無視するからね」とメッセージが……。たった1日返信をしなかっただけでここまで言われないといけないの……? とモヤモヤ。近所の別のママ友に相談すると、周りのママ友にも同じように大量のメッセージを送っていたことが判明。唯一まともに返信をしていた私から無視されて、イライラしていたようです。 その後、そのママ友からメッセージが送られてくることはありませんでした。近所なので顔を合わせると軽く会釈はしますがいまだに無視されています……。しかし私は、あまり気にしないことにしました。手軽にコミュニケーションが取れるのがメッセージアプリのいいところですが、送る時間や頻度、内容に関してはやはり相手への配慮を忘れてはいけないなと思った出来事です。 作画/yoichigo著者:沢田 かほ
2024年05月27日小学校入学のために、子どもと一緒に行った就学時健診。そこで、衝撃の事実が判明するなんて、想像すらしていませんでした。息子が放った衝撃の言葉!ふざけているのかとすら…息子が小学校に入学する少し前の話です。 就学児検診に行くと、視力検査がありました。そのときに息子が「左目は全然見えない」と言ったのです。今までそんなことを言ったことなかったので、私はびっくり! 息子はふざけて言っているのかなとすら思いました。 しかし、その後に受診した眼科でも、左目の視力がとても悪く、弱視だと診断されたのです。ショックでした。さらに「弱視の治療は早い年齢から始めないといけない。なぜ気づかなかったのですか」と医師から言われ、これまで息子の弱視に気づかなかった自分を責めました。 その後、すぐに治療用の眼鏡を購入し、治療をスタート。現在も引き続き眼鏡治療をしていますが、以前より視力は上がってきています。 子どものことをちゃんと見ていたつもりでしたが、全然わかっていなかったことに気づき、ショックでした…。「ふざけているのでは?」なんて思わずに、これまで以上に子どもの話をちゃんと聞こうと思いました。 作画/加藤みちか著者:葛城唯子
2024年05月27日当時2歳の息子が動物園に行きたいと言うので、日曜日に家族で2時間ほどかけて動物園に出かけたときの話です。 そんなこと考えてなかった…!駐車場に着き、息子のテンションもマックス。車から降りてさあ行こうと思った矢先、息子が縁石につまづき頭から倒れました。ゴンッと音が響き、おでこから血を流していました。これは動物園に行っている場合ではないと思い、すぐに病院を探しました。 しかし、日曜日だったため、なかなか開いている病院が見つからず、少し距離のある大きな病院の救急に駆け込みました。息子は大事には至りませんでしたが、なんとそこの病院は初めてだったので7,700円もかかったのです。 普段息子は医療費が無料で何もかからなかったので、完全に油断していました。動物園に行く予定でなかったら現金をあまり持ち歩いていなかったと思うので不幸中の幸い。その後家族で動物園に行き、息子も大はしゃぎでしたが、おでこのガーゼが痛々しく、何とも言えない気持ちでした。 遠出をする際は子どもの突然の病気や怪我に備えて保険証や現金を多めに持って行くようになりました。また、小さい子どもの場合は成長や発達の様子、予防接種歴を見るために母子健康手帳も必要なこともあることを医師に教えてもらいました。 ♢♢♢お子さんの思わぬケガで、病院を訪れた家族。初診料も含み診察料に驚いた経験をされたのですね。助産師さん曰く、この方に限らず、子持ちのママさんや妊婦さんでも保険証・母子健康手帳など持たずに出かけられる人も一定数いらっしゃり、緊急時に情報が何もなく、困った経験もあったそう。突然の子どものケガや病気のトラブルにも病院側にすぐに対応してもらえるように、日ごろから保険証や母子健康手帳を持つことを忘れないようにしたいですね。 作画/きょこ著者:藤原蓮 夫と息子と3人暮らし。趣味はハンドメイド制作。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月27日長女が3歳のころの話です。夫・私・長女の3人で、近所で大人気のイタリア料理店によくランチに出かけていました。もうやめてー!当時は子育てに忙しく、私はゆっくりトイレに行く時間もなく、1週間ぐらい便秘が続いていました。そして、いつものお店にランチに出かけ、パスタやピザを食べ始めた私たち。すると突然、長女が大声で、「あっ、そうだ!パパ、あのね、ママずっと便秘だったんだけどね、さっき便秘が終わったんだって!良かったよねー」と、にっこり笑って、夫に報告。周りのお客さんや店員さんにも聞こえてしまったようで、クスクス笑いが聞こえてきました。長女は、みんながなぜ笑っているのか分からないようで、不思議そうにキョロキョロお店を見回していました。よく行くお店なので、本当に恥ずかしかったです。 ◇◇◇ 「トイレとかのお話は、みんながいないところでしようね。お話したいときは、小さい声でお話しようね。」と言い聞かせました。「子どもって思ったことをすぐに言っちゃうんだな」ということを改めて思いました。 作画/てる子著者:吉田紀子40代、現在は19歳、15歳の姉妹を育てる母。専業主婦をしながら、子供の受験勉強のフォローをしている。
2024年05月27日いつも行っているショッピングセンターには、未就学児が自由に遊べるキッズスペースがあります。あるとき、60代ぐらいの男性がひとりでずっとキッズスペースの前で立っていました。遊んでいる子どもたちの家族ではない様子。さらにスマホを片手に持っていたので、私は警戒し始めました……。 キッズスペースの前に立っている男性3歳と1歳の娘たちを、ショッピングセンターのキッズスペースで遊ばせていたときの話です。しばらくしたらキッズスペースの前でスマホを持ちながらずっと立っている60代ぐらいの男性が目に入りました。 スマホを持ったまま立っていたので、最初は何か調べ物をしているのかな?と思ったのですが、その場からずっと離れません。5分以上そこにいて、他に遊んでいる子どもの保護者でもなさそうだったので、男性がスマホを触るたびに「もしかしたら子どもたちを盗撮しているのではないか」と警戒しました。 その場を離れようとしたら怪しいと思い、子どもたちに「そろそろ帰ろうか」と声をかけようとしたとき、キッズスペース横の通路から「じいじ~!」と、5歳くらいの男の子が男性目がけて走ってきました。 キッズスペースの裏側には子どもの英会話スクールがあって、男性は孫のお迎えに来ていたようです。うれしそうに今日会ったことを男性に報告している男の子を見て、私は何て偏見を持っていたんだと申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 まさかおじいちゃんが、ひとりで孫の習い事のお迎えをしているということを想像できていなかった私。思い込みで不審者と判断してしまい申し訳なかったと反省しました。また、偏見を持った自分が恥ずかしいです。孫ととても楽しそうに話していた男性の姿にはほっこりしました。 著者:堀川京香
2024年05月27日家族で遠出の旅行をしたときでした。何日も前からわくわくが止まらず、家族で持ち物を何度も確認していました。遠出なので、なにがあってもいいように子どもの着替えを多めに入れ、薬、宿で遊ぶ玩具やお菓子などトランクに詰めて準備万端で出かけました。 どこにいった!?テーマパークにいたので朝から夜までたくさん遊び、そこまでは最高な旅でした。しかし、宿についてトランクを開けようとしたらトランクの鍵がなかったのです。パニックになり、鍵を開ける方法など業者を調べたりしましたが2~3万円の高額。だめもとで宿に相談したところ、ペンチをつかって開けてくれました。本当に感謝したのと申しわけない、恥ずかしいきもちでいっぱいの体験でした。 このエピソードの後日、家族会議が開かれました。会議の結果、国内旅行のときは鍵をかけないようにすること。チャックのところにダイヤル式ロックをつけることで防犯対策をすることに決まりました 作画/miyuka 著者:きょうさち結婚6年目の専業主婦。1児の娘を育てる母。趣味はドラマ鑑賞。
2024年05月27日私が第2子を出産したのは、長女が2歳になったばかりのときでした。長女はイヤイヤ期で言うことをきいてくれないこともあり、私は次女の世話だけでいっぱいいっぱいになっていました。そのため、長女の世話はほとんど夫に見てもらっていたのですが、夫から話を聞いて後悔しています……。 夫のひと言長女が2歳1カ月になったころ、次女が生まれました。生まれたばかりのころは次女にばかり気をとられていて、長女とじっくり遊んであげることができませんでした。夫が育休を取っていたので、長女の面倒は夫にほとんど任せっきりに……。 2歳の長女はイヤイヤ期の真っ最中。言うことも聞いてくれなくて面倒に感じてしまうこともありました。新生児の次女は大人しかったので、私も次女の新生児のかわいさにぞっこんでべったりだったと思います。 そんなとき、夫に「長女を避けているようにみえる」と言われてしまったのです。 後悔の涙次女が0歳のころは頻回授乳で、私は朝なかなか起きることができませんでした。でも、長女はいつも私より早く起きていてくれたのです。また、長女はいつも朝起きてから育児用ミルクを飲むのですが、私を起こさないように気遣い、寝ているふりをして我慢してくれていたことを夫から聞きました。 私はその行動に気が付くことができず、長女に今までなんて申し訳ないことをしてしまったのかと後悔して泣いてしまいました。 当時を思い出すと、急に妹ができた長女のケアをしないどころか距離を取ってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。次女が生まれてから私に気を使ってくれていた長女は、もうすでに立派なお姉ちゃんだったのだなと思いました。 著者:堀川京香
2024年05月27日ある日、私は体調不良になりました。そこで普段家事をしない夫を頼ることに。私は、「夕飯をなんとかして」と夫に食事の用意を頼みました。夫は「わかった」と言ってくれたのでホッとしていたのですが、思いもよらぬ展開になってしまったのですーー。 夫が使った金額買い出しから帰宅後、夫は「寝てていいよ」と言うので、私は寝室で横になりました。なんと夫は、2歳の双子の子どもたちの食事や風呂、寝かしつけまでひとりでしてくれたのです。子どもたちが寝静まった後、私は夫を労うためにリビングへ。 すると、テーブルの上にはファストフードなどが散乱していたのです。冷蔵庫には、大トロやウニの入ったパック寿司も。とりあえず何か食べ物を買えば良いと思った夫は、一晩で7,000円近くもお金を使ってしまったのです。 夫の言い分私は、「作ればもっと安く済んだでしょ」と文句を言いました。夫は「作ってなんて言われてないし、料理できないもん」と言うので、私は「これでも見て勉強しなさいよ」とある料理研究家の動画を夫に見せました。 家庭によくある調味料を使って簡単においしく作る方法を教えてくれる動画を見た夫は、「料理って簡単そうじゃん。子どもも食べられそうなものはないのか?」と自ら動画を検索し始めたのです。 料理に対する敷居が下がった夫は、週に1度のペースで夕飯を作ってくれるようになりました。一晩で7,000円は痛い出費でした。しかし、今後もいつ私が病気になるかわかりません。今回の件で夫が少しでも料理に興味を持ってくれてよかったなぁと思いました。 著者:長谷川 なぎ
2024年05月27日産休にはいる前日の朝。明日から産休なので、最後の仕事を頑張ろうと家を出ました。その出勤時にまさかのことが起こり……絶句しました。 自宅の近所で【まさか】のことに…車で自宅を出てから数十メートルほど進んだとき、道路に出ようとしていた車がいきなりバックしてきました。突然のことでブレーキが間に合わず、私の車と衝突。妊婦だし、今日が最後の出勤だし、と血の気が引きました。 ちょうど数日前、助産師さんから「最近、妊婦さんが事故にあうニュースが多いから気をつけてね」と言われていたところだったので、ドキッとしました。病院で診てもらったところ、体調に異変はなかったのでひと安心。無事に出産も終えたので良かったです。 ◇ ◇ ◇ 大変だったかと思いますが、無事にご出産されたとのことでよかったです。妊娠中の事故はケガがなくても腹部に衝撃が伝わっている可能性もあるため、できるだけ早めに産婦人科を受診しましょう。 イラスト/てる子著者:宮本みか
2024年05月27日私が初めての育児に悩み、戸惑い、落ち込んでいたときの出来事です。ワンオペ育児に限界を感じ、気分転換に散歩へ出かけると、意外な人からまさかの言葉をかけられて……。孤独だった私を救ってくれた言葉息子が生後3カ月のころ、夫の仕事が忙しく、ワンオペで過ごす毎日に孤独を感じていました。さらに、息子はそのころから抱っこしていないと泣き続けるようになり、今思えば、この生活にとてもストレスを感じていたと思います。 ある日、気分転換を兼ねて息子をベビーカーに乗せ散歩へ行くことに。しかし、初めは落ち着いていた息子が、少しすると大きな声で泣き始めたのです。 余裕のなかった私は、周囲の目が気になり、自宅へ戻ることにしました。泣き止まない息子を見て、私も泣きそうになりながら帰っていると、突然、前から歩いてきた80代くらいの女性に声をかけられました。 何か言われるのかと覚悟していると、その女性は息子を見るなり、こう言ったのです。 「ママも大変だよね。何をしてもダメなときってあるんだよね。ママじゃないとダメなときもあれば、ママだけじゃダメってときもある。でも、赤ちゃんいい顔して泣いてるわ。きっとママだから安心して泣いているんだよね。赤ちゃんはわかってるよ。大丈夫」。 女性はすぐに歩いて行ってしまったのですが、私は急に言われたその言葉に涙が止まらず、心がラクになったことを覚えています。あのときの私は、正解のない育児に必死に正解を探して苦しくなっていたのだと思います。 そんな息子ももうすぐ3歳になります。あの日、声をかけてくれたあの女性の言葉は今も忘れることができません。 泣き止まない息子に対して、自分でも気づかないうちにストレスがたまる日々。そんなとき、見ず知らずの女性に言われた言葉に心が救われ、涙が出るほど勇気づけられました。3年経った今でも、私の心の支えとなっている経験です。 イラスト/うちここ著者:駒木リエ
2024年05月27日息子が1歳のころのお話です。私にとって、1人目だった息子の子育ては、不安でいっぱいでした。「息子にはどう育ってほしい?」という私に夫が返してくれた一言が、今でも忘れられません。子育ては悩みごとの連続私たち夫婦は息子の教育に興味があったので、妊娠中のころから2人で何冊もの育児書を読んでいました。一生懸命育てよう!と夫婦で意気込んでいましたが、いざ生まれてみると、思うようにいかないことばかり。 当時は、育児書の情報がすべてのような気がしていました。夫も一緒に考えてくれるのですが、仕事があるので、どうしても息子と過ごす時間が長いのは私。 息子は単語を話せるようになるのが遅く、どうしたら話すようになるかと試行錯誤していたときは、「ゆっくり話しかけてみたらどう?」「本を読む時間をもっと増やしてみたら?」と夫なりに考えてくれたアドバイスに、「もうやってるわ!」とイライラしたことも。 個性なのか、発達の遅れなのか、その違いもわからなくなってきて、自分の育て方に原因があるのかな、と落ち込んでいました。 思いがけない夫の返答「息子には、どう育ってほしい?」 何かのテレビ番組がきっかけだったと思います。夫と一緒に見ていたので、その流れで聞いてみました。「やさしい人」とか「自分で考えられる人」とか、そういった返答がくると思っていた私に夫は、「〇〇(私)のように育ってほしいな」と。 思いがけない返答に、「え! 私のようにって、例えば?」と聞くと、夫は「特別ここがというわけではなくて……。今まで隣で見ていて、人柄とか、周りにいる人たちとか、すごくいいなって思っているから、だから、〇〇(私)のように育ってほしいと思う」と言ってくれたのです。 私はその瞬間、とても救われました。うまく育てられないのは、自分のせいなのではないかと思っていたけれど、それでもそんな自分のように育ってほしいと言ってくれる人がいるのです。自分が肯定された気がして、とてもラクになりました。それからは、育児書も読むけれど、自分の考えや感覚を信じて子育てをするようにしています。 息子が4歳になった今、まだまだ子育ての悩みはつきませんが、そのたびに「〇〇(私)のように育ってほしいな」と夫に言われたことを思い出します。これからも私を救ってくれるであろう、忘れられない出来事です。 イラスト/うちここ著者:まつもと まお
2024年05月27日結婚と同時にスタートした義父母との同居。自分のことなら何とかストレスにも耐えようとしていますが、孫に好かれたい義母が、私の息子にすることがありえなくて…。やめてほしいと言っても聞く耳をもたない義母結婚と同時に、義両親との同居をスタートさせた私。覚悟はしていたつもりですが、生活スタイルから何からが全て違い、ストレスに耐える日々を送っています。ただ、自分のことならなんとか耐えられますが、子どものこととなるとそうもいきません。 というのも、義母はありがたいことに息子をかわいがってくれているのですが、懐いてもらいたいがために、甘いお菓子を毎日のようにまだ小さな息子に食べさせようとするのです。 私は小さいうちから、甘いお菓子をたくさん食べさせるのは反対ですし、虫歯も気になります。義母にはやんわりとあまりお菓子を子どもにあげないでほしいに伝えましたが、義母は「かわいそうじゃない。お菓子くらい食べたっていいじゃない」と、まったく聞く耳を持ってくれませんでした。 ちなみに、夫も小さい頃から甘いお菓子ばかりを食べていたようで、大人になった今は、虫歯治療の末、自前の歯が残り少ない状況。このままいくと、息子も夫と同じような口腔環境になるのでは…と不安で仕方ありません。 結局、義母に言っても聞く耳を持ってくれず、かといって夫から伝えてもらってもトラブルになることはわかっていたので、私は子どもに、「ばあばにお菓子をもらったときにどうするか」について言い聞かせることにしたのです。 その甲斐あって、現在、小学生になった息子は、義母がお菓子を与えても「お腹がいっぱいだから、後で食べるね、ありがとう」と言い、すぐには食べないようになりました。 作画/加藤みちか著者:佐藤真子
2024年05月26日出産直後、早くわが子に会いたいだろうと思い、県外にいる夫へ「週末会いに来る?」と連絡をしました。すると「サバゲーに行く予定だから無理」とまさかの返事が! 夫はさらに衝撃の発言をしてきて……!?赤ちゃんや私より、遊び優先!?待望の長男出産直後の話です。出産予定日を5日も超過し、結局緊急帝王切開での出産になりましたが、無事に生まれてホッとしました。私1人で実家へ里帰りしての出産だったので、県外にいる夫へ出産の報告と、産後14日以内の手続きもお願いしたく、何より早くわが子に会いたいだろうと思い、「週末会いに来る?」と連絡しました。すると「今週は無理だから、今度行く」とそっけない返事が返ってきたのです。む、無理とは……? 週末は仕事が休みのはずなのに……。わが子に早く会いたくないの……? と困惑し、「どうして無理なの?」と聞き返すと、なんと会社の人に誘われてサバゲーへ行ってくるというのです。しかも「先週だったら空けてたのに、予定日がズレたからさぁ……」と、予定日を超過したこちらが悪いかのような物言いでした。都合よく予定日ちょうどに生まれてくるわけないでしょ! 産後の私の体調をねぎらう素振りもなくて、怒りを通り越して呆れました。 結局、会いに来たのは翌週末で、たったの1日だけ。仕事の都合もあるだろうし、休みを取ってでも会いに来てとは言いませんが、産後の手続きもギリギリになってしまったし、もっとわが子との対面を喜んでくれると思っていたのに……。残念な思いをしました。 作画/赤身まぐろ著者:碓井 あかり
2024年05月26日シングルマザーになったばかりのころ、幼稚園のママ友から言われた嫌味っぽい言葉にショックを受けました……。 声をかけてきたママ友は…私は、4年間夫の不倫に悩まされ離婚しました。子どもはまだ2歳と4歳。上の息子が通う幼稚園では、私がシングルマザーになったことがあっという間に風のうわさで広まっていました。 私は離婚した当初、シングルマザーだから格好がみすぼらしいとか、子どもに新しいものを買ってあげられないなどと言われたくなくて、子どもと自分の身なりにもとても気を遣っていました。 そんなある日、幼稚園の懇談会へ行くと、クラスのママ友から声をかけられたのです…… 。 「シンママになったと聞いたけど、あまりお金には苦労してないみたいでよかった! めっちゃオシャレしてますもんね! シンママって国や市からの手当が手厚いんでしょう? 低収入の夫といるよりマシかもですね〜! 」と笑いながら言われたのです。 私はびっくりして言葉が出ませんでした。その場は笑ってごまかしましたが、本当はショックと怒りで今にも涙が出そうでした。確かに、ひとり親になると国から補助が出ることは正直とても助かってはいます。 しかし、私も毎日必死に働き、家事も育児もすべてひとりでして自分なりに頑張っています。とてもバカにされた気持ちになり、その日は食事が喉を通りませんでした。 「自分が働いたお金でほんの少し自分の機嫌をとり、子どもたちにイライラしないようにしているのだから」。そう思いながら眠りにつくと、次の日の朝は気持ちがスッキリしていました。 そのママ友は、私が新しいアクセサリーをつけたり、子どもが幼稚園で新しいものを身につけるたびに嫌味を言ってきます。しかし、私は何も悪いことはしていません。だからこれからも、そんなママ友の言葉はうまく受け流そうと思っています。 著者:なかまる あゆみ
2024年05月26日長男はパトカーや消防車などの働く乗り物が大好きです。家からもたまにパトカーの交通違反の取り締まりをしているのを見かけるので、「何しているの?」と聞かれたりします。そのときには「きっと、交通ルールを守れなかったんだね。お巡りさんが、そのルールを教えてくれているんだよ」などと話していました。 やめて…!あるとき、通りを歩いていた時にたまたまパトカーに止められた自動車の横を通りかかりました。運転手も外に出ており、お巡りさんと話をしていました。それを見ていた長男が「悪いことしておまわりさんに捕まっちゃったのかな?」とかなり大きな声で聞いてきたのです。 すると運転手の方の視線がこちらに……。とても気まずく、また申し訳ない気持ちになりました。私はなんとも答えることができず、長男の手を引いて足早に通り過ぎました。 子どもの無邪気さは恐ろしいですね。このあと、長男には「おまわりさんに捕まったって相手の人に言ったら、嫌な気持ちになるかもしれないから言わないようにしようね」と伝えました。パトカーを見たら、「おまわりさんがんばってー」っとお巡りさんファンみたいな発言をするよう誘導しています。 作画/miyuka 著者:山田恵2児の母。結婚10年目。フリーランスで働いている。
2024年05月26日娘が1歳になったばかりのころの話です。当時は娘が卵アレルギーと診断されており、卵の入った食材はNGでした。お義母さん! ちょっと待って!丁度そのころ、夫の仕事が忙しく、一時的に夫の実家にてプチ同居していたのです。大人用の食事は3食義母が作ってくれていたのですが、娘の分は私が作っていました。しかしあるとき、「炒飯なら卵を入れなければ全員分作って孫にもあげられる」と考えた義母。確かにそれは助かると思いお願いしたのですが、義母はチャーハンにハムやベーコンを加えるのです。 義母が冷蔵庫からハムを取り出している姿を見てギクっとし、思わず義母に声を掛けてしまいました。ハムの裏表記を見ると、やっぱり卵白の記載が。以前ハムやベーコンなどにも卵が入っていることが多いと伝えたのですが、「ハムにも入ってるんだね」と呟いていました。何事もなくてよかったですが、しばらくドキドキしてしまいました。 ◇◇◇ 義母は夫から改めて市販の食材を使用する際には裏表記を確認するよう注意されていました。私も義母に任せきりにするのではなく、材料の確認をすべきだと反省しています。その後娘は幸いにも卵アレルギーが治り、今では卵焼き大好きです。ただ、今後何かしらアレルギーが出てくることも考えられるため、そのときは間違って娘が触れたり口にしたりしないよう、十分に注意しようと思います。 作画/いずのすずみ著者:脇田有由40代、結婚11年目の専業主婦。3歳の娘を子育て中。義実家は遠方の為、年に2回程帰省。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月26日第1子出産し子育て支援センターに通うようになり、そのときママ友さんと知り合ったときの話です。ママ友さんの子も年齢は1つ上で同じ女の子なので話も合いLINE交換しました。公園で遊んだり引き続き休みは子育て支援センターで子ども同士遊ばせて私たちは仕事に関して話をしたり夫の愚痴を言ったりしました。 どうしたの…?ある日、ランチに行きたいという話が出たので近くで、人気の牛カツやハンバーグがおいしいカフェに行くことを提案し、ママ友も了解してくれました。当時ウキウキで行ったらママ友は表情が暗く疲れきってました。 食べたり飲んだりして話を聞こうと思い席につくと、「はぁー!」と深いため息で更に「食欲ないんでショートケーキだけでいいです」と言いスマホをいじりだしたのです。話を聞く雰囲気じゃなかったので私だけ楽しみにしていた牛カツランチをさっさと食べて、私から「もう帰りましょうか?」と言い、「そうですね」とママ友も言ったので1時間いましたが特に会話せず帰りました。 後日、普段通りに保育園で会いました。そのときはニコニコしていてランチの話はせず、「保育園の連絡帳の中身が薄いんですよねー」と話していました。気分にムラがある人なのかなと思い、ほどほどの付き合いにしようと思いました。 作画/マキノ 著者:斉藤相子天真爛漫な女の子とわんぱくな男の子を育てながら福祉職に従事するワーママ。晩酌が大好きで週1は夫と飲んでいる。
2024年05月26日娘とスーパーにいるときに、見知らぬ女性に声をかけられたのですが、それは耳を疑う言葉でした。その場は何とかやり過ごしましたが、突然言われたその言葉に怒りが収まりませんでした……。 スーパーで見知らぬ女性に話しかけられたこれは娘が2歳のときの話です。普段通り娘とスーパーへ行き、会計を終え袋に荷物を詰めていると、70代くらいの女性に声をかけられました。女性に「ねぇ、あなたの娘さん、かわいいわね。何歳なの?」と聞かれ、「2歳です」と答える私。 女性は「2歳なのね。おめめもぱっちりしてて素敵だわ」と言いました。ここまではやさしい女性だなと感じ、ありがたかったのですが、次の瞬間この女性の放った一言にわが耳を疑いました。 まさかの一言に絶句!「でも、この子、鼻が惜しいわね。鼻がもう少し高ければいいのだけれど…… 」。なんとその女性は、あろうことか娘の鼻に難癖を付けてきたのです。私は怒りが込み上げました。娘はポカンとした表情。私はふと我に返り、必死に笑顔を作り「ふふふ、そうですね」とその場をやり過ごしました。 家に帰ってからも怒りは収まりません。言い返したかったけど、赤の他人に言い返す勇気がなかったのです。その日はモヤモヤして眠ることができませんでした。 あれから早9年。娘は今年11歳になりました。娘は当時のことなどまったく覚えていません。娘は今、自分からやりたいと始めたピアノにダンスにバレエに打ち込んでいます。毎日楽しそうに何かに打ち込む姿はキラキラ眩しいです。 あれ以来その女性に会うことはありませんが、あのときモヤモヤしていた自分に「大丈夫! 他人から言われた言葉に悩むことはないよ!」と言ってあげたいです。 著者:斉藤あゆみ
2024年05月26日出産予定日まであと3日となった日の深夜、自宅で破水した私。寝ている夫を起こし、夫の運転で産院へ向かいました。コロナ禍だったこともあり、その産院では「出産に立ち会うことは可能だが、分娩室に入ったら出産が終わるまで外には出られない」というルールが設けられていました。「初産は時間がかかる」と聞いていた私は、いったん夫に自宅待機してもらうことに。しかし、これがのちのモヤモヤを生むのです……。 夫が遅れて来た衝撃の理由産院に着いてから1時間後には、陣痛は7分間隔に。初めての出産ということもあり、不安で何度もナースコールを押して助産師さんに来てもらってしまいました。陣痛室が真っ暗だったこともあり、今までで一番長い夜のように感じられました。 朝7時半ごろ、子宮口が4cmになり、陣痛室から分娩室へ移動することに。そのタイミングで、夫に「病院に来て」と連絡しました。 分娩室に移動してからは、さらに陣痛が強く、間隔も短くなっていきます。痛みが来てもいきめないし、痛みが去っても次の陣痛が怖くて、私は早く夫に来てほしいと思いながらただただ耐えていました。 しかし、1時間経っても夫はまだ現れません……。 見かねた助産師さんが、夫に電話をかけてから10分後――。ようやく夫が来てくれました。 陣痛が来るたびにおしりをおさえてくれたり、水分をとるのを手伝ってくれたりとサポートをしてくれた夫。分娩室に移ってから子宮口は1時間に2cmのペースで開いていました。 そして、夫が到着してから2時間半後――。 最愛の娘が産声を上げました。私はほっとしたのと、痛みからの解放で気が抜けたので、涙も出ませんでしたが、夫は声をあげて泣いていました。 夫に到着が遅れた理由を聞くと、長丁場に備えてお風呂に入って身なりを整え、自分の着替えを持ち、コンビニで自分の食べ物と飲み物を調達していたとのこと。私が陣痛で苦しんでいるときに、なんて悠長な……と呆れてしまいました。 たしかに、臨月に入ったときに「初産だから時間がかかるかもしれない」「長丁場に備えて食べ物や飲み物は事前に用意しておいてね」とは伝えていました。夫は決して間違ったことはしていないのですが、こちらは命懸けでお産に挑んでいるのだから一刻も早く駆けつけてほしかったです。 もしも次の出産があれば、そのときは「連絡したらすぐに来られるように用意しておいてね!」と伝えようと思っています。 イラスト/はたこ ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:中谷みなみ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月26日出産前は「育児は2人で頑張ろう」と言ってくれていた夫。しかし、出産後に育児が始まると、無職で時間があるはずなのにワンオペを強要してきて……!?ワンオペを強要する夫出産を終え退院した直後、夫は転職の間に期間があり1カ月間無職でした。それなら育児を手伝ってもらえるとホッとしていましたが、来る日も来る日も夫は夜の早い時間に寝て昼過ぎに起き、また夜早くに寝てを繰り返す日々。夜泣きの対応なども一切してくれません。 昼はどこかに出かけていて、24時間ずっと私が子どもをみていました。あまりにも寝不足になり、少しでもいいから代わってほしいとお願いすると、なんと「僕がおらんでもいけるやろ」と言われました。どこにいけるんでしょうか。全然いけません。夢の国に行きたいのに……。出産前に「子どもの面倒は2人で見ようね」と言うと「親やねんから当たり前やろ」と答えてくれていて、そのとき感動しただけにショックが大きかったです。 「あなたがいないとだめなの」と、支えてもらいたい風のか弱い妻っぽい雰囲気を出しましたがやっぱり面倒を見てくれなかったので、保健師さんや助産師さんの訪問をお願いしてなんとか今まで育てています。助産師さんがいなければ夜泣きのひどい時期は乗り越えられませんでした。とても感謝しています。夫には育児への協力は期待せず、外で稼いできてもらおうと決めました。 作画/森田家著者:鶴多こまち
2024年05月25日車で30分の距離に住む義母。子どもが生まれてからは会いに行く機会も増えていました。しかし、ある日、ご機嫌ナナメの娘に義母がありえない行動を起こして…ご機嫌ナナメの娘のちょっとした行動に、義母がまさかの制裁!?わが家から車で30分のところに住んでいる義理の母。義母は、ずばり「変わっている人」です。 性格もヒステリーで、今まで主人とも口論になっている場面を幾度となく見てきました。私はなるべく距離をとりながら生活していましたが、子どもが生まれてからは「孫に会いたい」と言われ、義母宅に行く回数が増えました。 そんなある日のこと。5才になった娘を連れて義母宅に行っていたのですが、娘がお昼寝したいのになかなか寝付けず、ご機嫌ななめに。ソファで抱っこしたりしていたのですが、娘の機嫌は一向によくなりません。すると、何を思ったのか、娘が義母のおなかに頭からぼーんと追突していったのです! 私は「すみません」と謝り、娘を引き離したのですが、そのあと、私が数秒目を離した瞬間、義母が娘の頭にげんこつをしたのです。そして「ばーちゃんを怒らせたら、こうなるんだからな」と言い放ちました! 私は、頭にげんこつをしたときの鈍い音と娘の泣き声で、一気に頭に血がのぼりました。そして「子どもに暴力はやめてください!」と怒鳴ってしまいました。すると、義母は「あなたの教育がなっていないから、こんな子どもに育つんだ!」と逆ギレ。最悪な雰囲気となり、私は娘を連れて、義母宅を後にしました。 数日後。あんなことがあったにもかかわらず、義母はあっけらかんとした様子で、わが家にやってきたのです。そこでも、私の怒りはおさまらず「子どもに暴力はやめてください」と言うと、義母は悪びれもせず「暴力ではないです、しつけです」と言われてしまいました。 私はもうあきれてしまい、考え方が違う人に何を言っても無駄だなと思いました。 作画/きりぷち著者:上田 桃
2024年05月25日長男を出産しようとしている私の横で、なぜかハイテンションの夫。ずっと鬱陶しいと思っていると、看護師さんが思わず爆笑する展開になり……!?看護師さんがまさかの爆笑!?長男出産時のことです。その病院では出産時、好きな音楽をかけてもいいとのことだったので、夫婦揃ってアニメ好きの私たちは少年漫画が原作のアニメのオープニングソングを流してもらい、出産に挑みました。 初産ということで夫が立ち会っての出産だったのですが、難産になり私はかなり大変で、もう何が何だかわからない状態に。しかし夫はなぜかテンションがハイになっており、曲に合わせて私に呼吸法を促してきたり、そのアニメのセリフを言ってきたりと、夫なりに頑張ってくれてたのですがかなり鬱陶しく……。その時の私はテンションの高い曲や夫を含めた全てが邪魔だと感じていたので、思わず夫に「うるせぇ!爆散しろ!」と叫んでいました。夫は絶句し、先生と看護師さんは必死に笑いを堪えています。そしてついに生まれる! という時「あ!? なんか出る!何? 何が出るの!?」という私の間抜けな叫びでついに看護師さんは吹き出し、大爆笑! 大変だったけれど思い出に残る愉快なお産となりました。 必死だったとはいえ初めて夫に暴言を吐いてしまった私。当時の夫はかなりショックを受けたようですが、今では笑い話としていい思い出になってます。この事で学んだ事といえば、いくら好きとはいえテンションの高い曲を出産時にかけるのは考えものだな、ということ。娘の出産時は、静かなアニメソングを選曲して挑みました。 ※イラスト内のマスクは省略しております。 作画/森田家著者:鈴原 美咲
2024年05月25日娘の誕生を誰よりも喜んでくれた義母。娘が生後6カ月になったとき、遠方にあった義実家へ初めて娘を連れて帰省することになりました。そこで、義母の驚きの行動が判明するのです……。 義母は裏で……娘が生後6カ月になったとき、遠方の義実家へ初めて娘を連れて帰省することに。待ち望んだ孫と会えて義母はとてもうれしそうです。 その後、娘が場所見知りでぐずり始めたので、気分転換をしてもらうために、夫と一緒に娘を連れて近所を散歩することにしました。娘はフリルがたくさんついたピンクの服を着ていたのですが、義母が「ちょっと待って」と言って、クマ柄のシンプルなデザインの服に着替えさせようとします。私が戸惑っていると、義母から「近所の人には男の子が生まれたと説明しているから、近所の人に会ったら『男の子です』って言うのよ……」と言われて驚愕! なんと義母は近所の人たちに男の子が生まれたと言い回っていたのです。義母は、昔ながらの考えを持ち、家の跡継ぎは男の子が絶対! という思想のようで……。妊娠したときは何も言われていなかったため、義母の発言と行動に私はドン引き。さらに「女の子だったなんて知られると恥ずかしいからねぇ」と言ってきます。私が言葉を失っていると、その場にいた夫が「母さんがそんなこと言うほうが、恥ずかしいよ」とピシャリ。さらに「きちんと近所の人にも説明しておいてよ!」と言ってくれました。義母は息子から注意されて気まずかったのか、それ以上性別について言ってくることはありませんでした。 結局帰省中に近所の人たちと遭遇することはありませんでしたが、時代錯誤な義母の行動と発言に私はドン引き……。その後、義母は「女の子だったみたい」と近所の人に気まずそうに訂正してくれたそう。今回は夫に強く言われたことで謝ってくれましたが、今後娘を否定するようなことをされたときは、私からもしっかり意見を言えるようにしようと思った出来事です。 作画/yoichigo著者:沢田 かほ
2024年05月25日私には7歳、4歳、1歳の子どもがいます。ある日、初めて私ひとりで子ども3人を連れて実家に帰省することになりました。すると電車の中で、子どもたちがぐずり始めました。さらに、ハプニングまで……。すると近くにいた高齢女性が声をかけてきたのです――。 声をかけてきた高齢女性一番下の1歳の子を抱っこひもに入れ、あとの2人と手をつないで電車に乗った私。1歳の子がぐずるだけでも大変なのに、上の子どもたちも「トイレに行きたい」「のどが渇いた」などと騒ぎ、いつも以上に手がかかりました。まだまだ先は長いというのに、私はもうへとへと。 そしてとどめを刺すかのように、ハプニングが私を襲ったのです……。 「ぼたぼたぼたぼた……」 なんだか近くですごい量の水が落ちる音が。遅れて、私のおなかのあたりがじんわりとあたたかくなってきました。 1歳の子のおしっこがおむつから漏れてしまったのです! 早く拭かないと!と思いながらも、あまりの出来事に、周りの人に申し訳ないやら、恥ずかしいやらで私は一瞬動けずにいました。すると隣にいた高齢の女性が「ちょっとあなた……」と声をかけてくれました。 そして「大丈夫?」と言って、ティッシュで床を拭いてくれたのです。ほかにも自分のハンカチを差し出してくれたりする方もいて、周囲の方たちが助けてくれました。 あのとき居合わせた方々には感謝してもしきれません。とんだハプニングに見舞われましたが、人のあたたかさを感じられた帰省となりました。今後はおむつ漏れ対策をもっとしっかりしようと思います。 イラスト/海乃けだま著者:栗本みずき監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月25日うちの子どもたちが小学生だったころの話です。同じ学区の子ども会の役員だったAくんパパとBちゃんママの仲がまことしやかにささやかれはじめたのです……。 衝撃の不倫子ども会のボウリング大会や夏祭りの打ち合わせ、物品の買い出しなどの理由で、率先して車を出していたAくんパパ。そして、専業主婦で時間があるからと言って、Aくんパパのお手伝いを積極的にしていたBちゃんママ。 そういうことに疎い私でも、「2人の距離が近すぎる」と思うほどの親密さでした。周囲の人たちも2人のわかりやすい態度を見てとっくに気付いていたらしく、噂はあっという間に広がってしまいました。 かわいそうなのは2人の子どもたちでした。学校内にも噂が広まってしまったらしく、AくんとBちゃんは2人とも学校に行き渋るようになってしまったのです……。 それでもAくんパパとBちゃんママの仲はますます深まっているようでした。そして噂はついに、Aくんパパの義理の父のもとまで届いてしまったそう。Aパパは地元名士の入り婿だったのです。事情を知ったAくんパパの義父は、Aくんパパを問いただし、事実を確認。やはり真っ黒だったようで、しばらくして地元でAくんパパの姿を見ることはなくなりました。 一方のBちゃんママは、新築の家から追い出されてしまいました。Bちゃんママが「だってAパパのこと好きになっちゃったんだもん!仕方ないでしょ!」と玄関の前でわめいているところを見かけた人は1人や2人ではありませんでした。 結局、AくんパパとBちゃんママのせいで、Aくん家族とBちゃん家族はばらばらに。そもそも不倫自体がいけないことなのですが、よくこんな狭い地域で……と思ってしまいました。 本当に子どもたちが気の毒でなりません。自分の恋心よりも、親心を優先させるべきだと思いました。子どもたちの新しい生活が、少しでも平和で穏やかなものになることを願うばかりです。 イラスト/はたこ著者:かみくらさくら
2024年05月25日普段は子どもの面倒をろくにみず、たまに自分の都合で子どもと遊ぶくらいの夫です。アピールする前にやることやってよ!自分の趣味を優先させて、せっかくの子どもと遊べる休日も、ろくに顔を合わせないこともあります。とある休日、子どもの希望の場所へ、夫の運転で外出しました。しかし、到着すると夫はちょくちょく携帯を触っています。チラッと見ると、SNSに「家族サービス」とアピールしていました。連れていくだけで、サービスになるなら、普段私はどれだけサービスをしているのでしょうか。夫の「家族サービス」に評価をつけるなら星1です。外面ばかり良くして、SNSを気にするのではなく、目の前の子どもをちゃんと見てほしいと思いました。 ◇◇◇ 子どもと遊ぶよりSNSに自分をアピールする行動や、いい夫、父親アピールに私達が使われた気がして正直呆れました。「家族サービス」をしなくてもいいから子どもの面倒を普段から見てほしいと伝えました。 作画/さくら著者:本多夏美30代、結婚して5年目になる、4歳の子どもを育てる母。事務職パート中。
2024年05月25日